それでは自己分析を仕上げて職務経歴書を仕上げていきます。
現在の状態は自分の経歴が時系列で記載されている状態であると思います。
20〇〇年 〇〇株式会社入社 総務部総務課配属 (新卒採用を担当※簡単に担当業務を書く)
20〇〇年 〇〇株式会社 営業部営業課配属 (〇〇ストアー担当)
20〇〇年 〇〇株式会社 営業部営業課リーダーに昇格(〇〇ストアー他2件担当、部下1名)
20〇〇年 〇〇株式会社 営業部営業課課長に昇格
20〇〇年 ××株式会社 転職 営業部営業課へ配属
20〇〇年 ××株式会社 マーケティング室リーダーへ配属
それでは、この下にこのなかでの特記事項を各部門別に記載していきたいと思います。
採用会社はこの人はこの経歴の中でなにを達成して、実際自社に採用したときに
どのようなことを実施してくれるのかをみています。
なので、自分が実施し、達成できたこと、また達成できなかったが苦しんで
やり遂げたことを記載していきましょう。
ここは各職務別がよいかとおもっております。
総務(採用関係)(経験年数〇〇年)
おもに新卒採用を実施していました。新に〇〇サイトによる新卒採用を提案しました。
それまでは××サイトのみでありましたが、昨今の状況といままでの採用実績から考え
上長への提案とともに、新に実施いたしました。このことにより採用人数が〇〇人増加
しました。
また、入社後の社員教育にメンター制度を導入し、面談プログラムの作成を行いました。
そのことにより入社後の離職率を〇〇%→〇〇%へ減少を達成しました。
→このことにより、
①今までの状況を考えそれから先に進展させる考えを持つ
②上長への提案書を作成し納得させる力を持つ。
③新しいことへのチャレンジを自分で考えて実施することができる。
これらの強みをアピールすることができます。

たきつき
このように、自分が何気なくやってきたことを強みとすることが良いと思います。
ルーチン業務のみをやってきた人であっても、改善を行い、作業の効率化等実現した
ことがあると思います。その部分を表現することがよいと思います。

わかば
できないことを書いたら×です。やっていないことをかいても×です。これで採用されたとしても、あなたも、採用企業もお互い不幸がまっているだけですので。
複数部署を経験された方は上記の文書に引き続き
営業(経験年数〇〇年)
既存顧客への販売と新規顧客の獲得を実施しておりました。既存〇〇様には新しい
販売方法を提案し売り上げ〇〇%の達成をおこないました。
のような形で自身が達成したことを書いていきましょう。ルーチン業務であっても特筆すべきこと
は記載してよいと思いますが、主に達成事項を書きましょう。
失敗事項はそのあとのリカバリが出来、さらなる発展を成し遂げたものがあれば書いてよいと
思います。そこは非常に強みになり、面接者もしっかり知りたいとこにもなると思います。
この職務経歴書は自分がどのような人間で、どのような仕事を行い成果を上げてきたか
を記載するものです。ここで自分のスキルの棚卸を行いましたところで
いままでの自己分析を行いやりたいこと、やってみたいことがある
場合は、それとつなげていきます。
例えば、総務と営業とやっていて、総務をやりたいと思っていらっしゃる場合は、
総務での実績をアピールすることが大事です。また営業実績でも、その営業実績を上げることが
できた自分の資質は総務でも通用することができると準備をしておくことが大事です。
職務経歴書はまさしく、自分の仕事を表すものであります。自分ではとるに足らない仕事で
あっても、実は他の人、他の会社からみたら、きらりと光る特質である場合もあります。
その内容をいかに転職先に伝えるか。
実際に会う前の書類審査の時に自分を表す職務経歴書は、自分の思いだけではなく、
客観的に評価できる内容を考えていければと思います。

たきつき
転職市場といわれますが、市場なので、自分は商品であることを理解しましょう。転職先は給料を支払ってあなたを購入するのです。自分ができることが商品の売り文句になります。なるべく高く買ってもらいたい、それはスキルと人柄とになってきますね。

わかば
自分が商品だなんて・・・・。
買う側になったら安くていい商品と思っちゃうけど・・・・。
自分が欲しくて、いいものだったらついつい高いものでも買っちゃう・・・。そのような考えが転職でもあるのかな??